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[ Up Date:2005/12/10 ]

活況裏に「異業種交流促進セミナー」が開催される。

開催日 : 平成17年12月06日(火)
場所 : 金沢市異業種研修会館第1研修室
参加者数 : 20名

12月6日、平成17年度「異業種交流促進セミナー」が、金沢市異業種研修会館第1研修室において開催され、組合員20名の参加がありました。


当日は、米澤昭午安原工業団地協同組合副理事長の挨拶の後、西孝雄弁理士(西特許事務所)より、 「製品開発と特許」と題して講演がありました。

先ず、製品開発の手法として “ブレーンストーミング” と “KJ法” を説明され、技術開発は必要があるからやるもので、外部からのプレッシャーがあるのでは面白くない。又、技術開発は人の教育でもあるしその中から良いものができればよい。更に、心に余裕を持っていないとできない、とも話された。

次に、出版業に従事したときの特許に関する失敗談として、昭和47年頃アメリカのタイプライターと日本の文字書き(カナタイプなど)を比較した場合、情報の生産性では日本は負けるのではないかと思い、2タッチで入力をすればどうかと考え特許出願したところ、既に昭和41年にIBMが特許取得済みであり、何故漢字処理が外国人なのかと驚いたとの経験等も披露された。

又、参加した組合員から、「製品開発に必要な期間は?」、「大企業の中でも経営・収益に大きな差がでるのは何故か?」、「今でも実用新案の制度はあるか?」などの質問があり、「期限付きの開発には良いものである保証なし」等と答えられ、活況裏にセミナーを終えました。

写真:異業種交流促進セミナーの様子
写真:異業種交流促進セミナーの様子
写真:異業種交流促進セミナーの様子