沿革・設立経緯

HISTORY

沿革と組合設立の経緯

HISTORY

昭和51年、金沢市は、市街地にある中小零細企業の郊外移転と、市内への進出を希望する企業の受け皿として、安原工業団地の分譲を開始しました。

工場と住居を併設する企業もあったことから、住民同士の交流や福利厚生、地域との連携を図る必要性が生じ、昭和52年、52社によって「安原工業団地町会」が結成されました。

昭和56年には「安原工業団地会館」が完成し、その頃には147社が操業するまでに発展しました。その後も、昭和61年に第2次拡張造成地、平成3年には第3次拡張造成地の分譲が開始され、さらに発展を続けた結果、進出企業は約200社を数えるまでになりました。

こうした団地の発展に伴い、より充実した福利厚生事業や教育・指導事業の必要性が高まる一方、交通アクセスや駐車場など、町会組織だけでは対応が難しい課題も増えていきました。

そこで、組織の法人化を望む声が多く寄せられ、平成8年、石川県の認可を受け、同年1月25日に「安原工業団地協同組合」が設立されました。

設立当初は、協同組合の事務局を安原工業団地会館内に置いていましたが、会館の老朽化に伴い、平成9年の第4次分譲開始と、その後の造成・拡張を契機として、金沢市と協議のもと、新たな施設の整備が進められました。

そして平成11年、「金沢市異業種研修会館」が完成し、協同組合の事務局を移設しました。同時に、協同組合が金沢市から同会館の管理・運営を受託することとなりました。その後も安原工業団地は発展を続け、令和3年には第5次拡張造成地の分譲を開始しました。現在では210社が操業する工業団地となっています。

安原工業団地の空撮写真

安原工業団地のあゆみ

CHRONOLOGY

  1. 昭和51年(1976) 金沢市が安原工業団地の分譲を開始
  2. 昭和52年(1977) 住民自治組織として安原工業団地町会を結成
  3. 昭和56年(1981) 安原工業団地会館完成
  4. 昭和61年(1986) 第2次拡張造成地の分譲開始
  5. 平成3年(1991) 第3次拡張造成地の分譲開始
  6. 平成6年(1994) 安原工業団地協同組合設立準備委員会発足
  7. 平成8年(1996) 安原工業団地協同組合を創立(1月25日)196社/組合事務局を安原工業団地会館に置く
  8. 平成9年(1997) 第4次拡張造成地の分譲開始
  9. 平成11年(1999) 金沢市異業種研修会館完成/組合事務局を金沢市異業種研修会館内へ移設
  10. 平成12年(2000) 安原工業団地会館取り壊し
  11. 平成13年(2001) 組合青年部発足
  12. 平成15年(2003) 組合女性部発足
  13. 令和3年(2021) 第5次拡張造成地の分譲開始

異業種の企業が集う、特色ある工業団地

安原工業団地は、企業が一斉に集団移転して形成された工業団地とは異なり、金沢市が段階的に分譲・造成を行い、その工業用地を取得したさまざまな企業によって形成されています。

そのため、製造業をはじめとする多様な業種の企業が集まっており、従業員数10人未満の小規模企業が約6割を占めています。このような構成は全国的にも特徴的であり、それぞれの企業が持つ技術や経験、知識を生かしながら、連携し助け合っています。

町会と協同組合、二つの組織が支える団地の発展

安原工業団地では、創設以来の町会組織と、平成8年に設立された協同組合が、いわば「車の両輪」として互いに協力しながら、工業団地の一層の発展を目指してまいります。